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やりがい搾取されやすい【公務員】の特徴や対策を元公務員が解説

やりがい搾取

※この記事はプロモーションを含みます。 

 

今回のテーマは【やりがい搾取】 とくに公務員はやりがい搾取されやすいと言われる職業です。

そんな搾取されやすい人の特徴や対策を元公務員である私が体験談も踏まえて解説していきます。

やりがい搾取とは?公務員時代の体験談

やりがい搾取とは、「経営者が労働者にやりがいという報酬を与えるかわりに、十分な金銭的報酬を与えず、労働力を安く利用して搾取する行為」のことです。

  搾取(さくしゅ)とは階級社会で、経営者が生産手段をもたない労働者を必要労働時間以上に働かせ、そこから発生する余分な労働の生産物を無償で取得することです。

要は、やりがいだの、自分のためだの言って、労働に対する正当な賃金が支払わない行為ですね。  

公務員時代、サービス残業が当たり前のような雰囲気でした。

社会人になって間もない私は、周りに流されるまま、

「地域住民のため」

「社会のため」

「自分自身が仕事を覚えて成長するため」

こんな言葉と名目で、お金ももらわずに働き続けました。

しかし、働き続けて体をこわし(インフルエンザにかかり)、1週間ほど休暇をもらって、

「なんか、おかしいかも?」 と気づくことができました。

さらに友達に相談して、それは「やりがい搾取」だと言われ、その時はじめて「やりがい搾取」という言葉を知ったのでした。

 

  仕事が楽しくて楽しくて、お金なんていらないからやらせてくれ!という人もいるかもしれません。

しかし、ほとんどの人がやりたくない仕事をお金のためにやっているのです!

やりがいというのは自分自身が感じる感情であり、周りの人から押し付けられるものではありませんよね。

だから公務員だからと言って、お国のために、地域住民のために、とお金ももらわずに働くのは間違っています。

働きに対して、正当な給料をもらうことが、正しい働き方なんです。  

やりがい搾取をされやすい公務員の特徴4選

やりがい搾取

やりがい搾取されやすい公務員の特徴はこちらです。

やりがい搾取されやすい公務員

  1. 真面目な人
  2. 責任感が強い人
  3. 心が優しすぎる
  4. 断るのが苦手

 

真面目な人

公務員に多いこの特徴。

真面目な人は、与えられた仕事を一生懸命こなそうと頑張ります。

そのことは良いことなのですが、真面目過ぎるあまり、じぶんの評価を低く考えがちです。

真面目で良い人ほど搾取されているとは夢にも思っていないのです。  

責任感が強い人

真面目な人と同様に、責任感が強い人は、一度でも任された仕事であれば、責任感が強い人は最後まで全力で行います。

仕事を途中で投げ出すようなことは、無責任な人がすることです。責任感が強ければ、決してそのようなことはしません。

この責任感の強いことは良いことですが、逆にやりがい搾取をされやすくなっています。  

心が優しすぎる

手ハート 優しすぎる人は、会社が搾取するなんて考えにも至らない人がほとんどです。 公務員になる人は、奉仕の心をもっている人も多いので、大多数が当てはまるでしょう。

全体を丸くおさめるために、自分を犠牲にしてでも他人を優先してしまう傾向があります。 そのため、我慢しすぎてストレスを溜めこんでしまうことも。

基本的に断ることが苦手なので、仕事を押しつけられたり、利用されたり、いいように扱われてしまう危険性もあります。  

断るのが苦手

頭を抱える女性 断れない=相手を拒絶したりできない人というのは一見優しいようにも思えますが、断り方を知らなかったり相手に圧されて受け入れてしまうような気弱な人も多いでしょう。

相手が目上の人や気の強そうな人の場合、自分が内心どれだけ嫌なことでも断ることができず受け入れてしまうことがあるのです。

公務員は縦社会。

出世のためと、無理をして「やりがい搾取」を受け入れてしまう人も多いので注意してください。  

1つでも当てはまる人はご注意を!  

 

公務員のやりがい搾取★対策

それでは、搾取されやすい人はどうすれば良いのか、対策を考えていきましょう。

やりがい搾取対策

  1. 労働に対する対価を求めよう!
  2. 転職も選択肢のひとつ!
  3. 自分の労働力を安売りしない!
  4. 仕事とプライベートをしっかり分ける!
  5. 自分の気持ちを大切に!

労働に対する対価を求めよう!

お金をもつ男性 労働に対する対価を求めることは、雇われる者として正当な権利です。

自分のことを「こざかしい」と言って、お金を要求することに罪悪感を感じているようですが、ちがいます。

「こざかしい」のは労働に対して正当な賃金を払わない会社側なのです!

労働に対する対価については、求めることは普通のことですのでしっかり対価を求めましょう!  

転職も選択肢のひとつ!

チャレンジ精神

会社に対して、納得のいかない労働を強いられているのであれば、転職も選択肢のひとつです。 あなたは仕事を選ぶ権利があります。

「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら今日やる予定のことは私が本当にやりたいことだろうか?」それに対する答えが「ノー」の日が何日も続くと私は「何かを変える必要がある」と自覚するわけです。

スティーブ・ジョブズ

Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズの名言です。

世界で知らない人がいないほどのすばらしいビジネスマンであった人物です。 この言葉以外にも仕事に悩む心を突き動かすような名言が多く残されています。

一度きりしかない人生、本当にやりたいことができる自分に変えていかなければならないのです。

今の会社に納得できないのなら、転職も選択肢のひとつですね!  

ちなみに私は、公務員で働いているときから転職サイトは登録していました。

公務員の場合、とくにバレることもないので、無料登録して色んな職種をみてみるとよいでしょう。

リクナビNEXTは転職者8割以上が登録すると言われる大手サイトです。

興味のある方はぜひチェックしてみてください。  

自分の労働力を安売りしない!

労働に対して対価をもらうことは当たり前ですが、働いているうちに、労働と対価のバランスがおかしくなっていることが多々あります。

しかし、仕事を終わらすというミッションにばかり目が向いてしまい、対価を正しくもらうことに鈍感になってしまうのです。

あなたの労働はめちゃめちゃ重要なんです!

やりがい搾取されないように、労働は安売りしてはいけません!

正当な対価を受け取ってほしいので、対価については必ず確認するようにしましょう!

残業代はしっかりもらってください。  

仕事とプライベートをしっかり分ける!

年に1度の全体の飲み会などは、付き合いもあるので行ったほうがよいかもしれません。

しかし、頻度が高い食事会や飲み会は、断ってよし!(笑)

上司や同僚に「やりがい搾取」的なものを刷り込まれる頻度を減らしてください。

自分自身の時間をムダにしない人間関係をつくることを心がけましょう。  

自分の気持ちを大切に!

やりがいの搾取に興味を持ったということは、少なからず会社に不満を持っていることではありませんか?

私自身、「やりがいの搾取」という言葉を知り、対価を求めることはおかしいことじゃないんだと、今までのもやもやがすっきりしました。

人間はひとりひとり考え方もちがいます。

自分の心に正直になり、その気持ちを大切にしてください。

その正直な気持ちがやりがいの搾取から自分を守ることができますよ!  

やりがい搾取★公務員まとめ

公務員やりがい搾取まとめ

やりがい搾取とは、やりがいだの、自分のためだの言って、労働に対する正当な賃金を支払わない行為のこと

やりがい搾取されやすい人の特徴

  1. 真面目な人
  2. 責任感が強い人
  3. 心が優しすぎる
  4. 断るのが苦手

やりがい搾取の対策法

  1. 労働に対する対価を求めよう!
  2. 転職も選択肢のひとつ!
  3. 自分の労働力を安売りしない!
  4. 仕事とプライベートをしっかり分ける!
  5. 自分の気持ちを大切に!

今回は以上です。

参考になればうれしいです。

ありがとうございました。  

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