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公務員の年功序列は廃止すべき!デメリットやメリットは?

年功序列
みん
こんにちは、元公務員のみんです。

今回は、【公務員の給料体制&年功序列】についてベラベラしゃべります。

公務員の給料体制は年功序列であり、長く勤めれば勤めるほど給料が高くなっていく仕組みです。

年齢や社歴に応じて昇給や昇進していく年功序列。 一昔前までは多くの企業が年功序列制度によって社員を評価してきました。  

また一部の企業では、年功序列による評価制度が残っているものの、少子化や景気が落ち込んだことにより成果主義や能力主義を導入する民間企業が増えてきました。

しかしほとんどの公務員組織はいまだに改革されておらず、年功序列のまま…。

ちなみに私は【年功序列】反対派です 🙂  

 

公務員が年功序列を廃止すべき(デメリットを感じる)理由

NO 公務員がよりよくなるためには年功序列は廃止すべきです なぜなら公務員がこれから組織として人材を確保するためには、老害と呼ばれる人を守ることではなく、優秀な若手職員をつなぎとめることが大切だからです。

これからを担う若手がいなくなってしまえば、組織として成り立ちません。

だから、年功序列で何もしなくても給料が上がっていく制度は廃止すべきなのです。  

 

公務員★年功序列のデメリット

年功序列のデメリットはこちらです。

年功序列のデメリット

  1. やる気の低下
  2. 若手の早期退職
  3. 問題解決への意識低下
  4. 無能な人が上司になってしまう
  5. 老害が多すぎる

やる気の低下

悩む人 勤続年数が長いというだけで、給料が多くもらえるシステムは正直古いと思います。

それは、たくさんのお金と人がいた時の話でしょ?ってことです。

仕事もしていない上司を横目で見ながら残業しなければならない環境は、やる気の低下をもたらすでしょう。    

若手の早期退職

やる気の低下と連動していますが、やる気の低下や年功序列への疑問が最近の若者には多く見られ、転職する人が増えています。

安定という言葉は公務員の魅力かもしれませんが、今の若者たちは、安定よりも自分らしく生きることを重視する人が多いです。

転職のハードルが昔より低くなったのも理由の一つかもしれません。

しかし仕事ができない人をいつまでも抱えて給料を支払っている公務員に、能力の高い人材はどんどん離れていってしまうでしょう。    

問題解決への意識低下

民間企業のようにノルマなどはほとんどありません。

言うなれば、何もしなくても辞めさせられることはないということです。

確かに全く仕事ができない人は、昇給が遅らされたり、昇進しなくなったりする場合もありますが、なんとなく働いていれば昇給してしまう恐ろしい状況です。

このシステムが、仕事の問題解決への意識低下を招いてしまっているのです。    

無能な人が上司になってしまう

悩み頭を抱える会社員たち 口だけで働かない人、決断力がない人が上司になってしまった時の絶望といったら・・・。

これだけで仕事の効率が落ちてしまいます。

管理職に向いているかどうか関係なく、歳を重ねるごとに昇級してしまうのはいかがなものかと思います。

一度昇級させたら、降格させることはもっとむずかしいです。  

私にも、業務レク(仕事内容の説明)のときに「で?」「なんで?」しか言えない無能な上司がいました。

何が言いたいのかわからないし、決断力もない。

風のうわさでは、遠ーい部へ左遷されたとかなんとか…(笑)    

老害が多すぎる

【老害】…口が悪くてすみません。(笑)

私は技術職だったので、資料作成にCADも使っていました。

しかし、老害おじいちゃんたちは全く使えません。 なので結局、私にCADの仕事が回ってきてしまいます。  

歳をとってから覚えることは大変だと思うので少しは分かりますが、お金を払って研修を受けさせてもらっているのだから、もう少し努力してほしいです。

仕事がおそくてできないくせに、プライドだけは異様に高いです。

こんな人たちの尻拭いをしながら仕事を続けなければならないと思うと、本当に嫌になりました。

まあ、だから私は公務員をやめたんですけどね!(笑)

 

公務員★年功序列のメリット

年功序列反対派なので、デメリットばかり目につきますが…。

ここで、年功序列のメリットも示しておきましょう。

公務員年功序列のメリット

  1. 離職率が低くなる
  2. 将来設計がしやすい
  3. 成果を出さずとも給料が上がる

 

離職率が低くなる

同じ会社に長年勤めている社員は、会社に育ててもらったことへの感謝の意識から、「会社に恩返ししたい」「貢献したい」と思うようになります。

情がうつるというわけですね。

この恩返ししたいという気持ちが、離職率が低い理由のひとつとなっています。    

将来設計がしやすい

公務員の給料は、一般にも公表されているため、何年働けば、もしくはこの歳くらいになればこのくらいの給料がもらえるというのがだいたい分かります。

ですので、長く勤めていれば、仕事の良し悪し関係なく給料が安定して入ってくるので将来設計がスムーズになります。

将来設計ができると、結婚や子どもなどもつくりやすいですよね。    

成果を出さずとも給料が上がる

お金が増える この考え方は私はきらいですが、仕事ができてもできなくても給料が入ってくるので、安定した生活を送ることができます。

生きていくためには少なからずお金は必要ですからね。

割りきって淡々と仕事ができる人なら、公務員は超おすすめです。    

 

歩合制について~公務員の年功序列が廃止できたら~

それでは、公務員の年功序列を廃止できたとして、どんな給料体制になるのでしょうか。

おそらく給料体制は「歩合制(ぶあいせい)」になるでしょう。  

「歩合制(ぶあいせい)」とは、働くことで生み出された成果や売り上げに応じてお金が支払われる仕組みのことです。

芸能人やフリーランスなどは歩合制であることが多いですね。

はたらいて、成果が出た分だけが給料になります。

逆に成果がなければ給料は0ということです。  

歩合制のメリット

歩合制のメリットはこちらです。

歩合制のメリット

  • 仕事の成果によって給料が変動するためやる気UP
  • 自分の体調や仕事スケジュールによって仕事量を調整できる
  • 自分の仕事への対価による客観的評価ができる
  • やりがいを感じられる!

自分ががんばった分お金がもらえるシステム。

仕事にやりがいを求めるひとにぴったりの給料体制です。

歩合制のデメリット

歩合制のデメリット

  • 給料の不安定さ
  • 仕事の成果に対してプレッシャーが増える
  • 不和を生みやすい

給料が不安定なため、ストレスを抱える場合も…。

また人それぞれ給料が変わるので、まわりの人がすべてがライバル(敵)になってしまう可能性があります。  

 

まとめ:やっぱり公務員の年功序列は廃止すべき!

さまざまな給料体制について、メリット・デメリットをみてきました。

でもやっぱり結論として、公務員の年功序列は廃止すべきです。

なぜなら今はどこも人材不足で、民間企業も優秀な人材を確保するために、あの手この手を使って工夫している時代だからです。

今後は優秀な若者がはなれていかないように、年功序列を廃止し、仕事の成果主義をもっと取り入れるべきだと感じます。

昔のように多くの人材がいて、仕事ができない人をカバーできていた時代とは今はもう違うのです。

人が減らされている中で、一人一人の能力向上が求められています。

 長ーく働いてりゃーお金がもらえる時代は、もうとっくの昔におわっているのです。

公務員が変わらなければ、日本は終わります。

この現実に早く気づいて!

公務員の年功序列が廃止となり、やる気のある(がんばる)人が報われる日が訪れますように… 

 

今回は以上です。

参考になればうれしいです。

ありがとうございました。  

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