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公務員試験(面接)で必要な【エントリーシート】
面接に直結した大切な提出資料なので、しっかり作り込んで面接に臨みましょう。
今回はそんな公務員試験におけるエントリーシートの書き方を、元公務員がていねい解説!
参考になれば幸いです。
それではさっそく参りましょう、ラインナップは目次からどうぞ 🙂
この記事を書いた人
- 元公務員ブロガー💻
- 国立大学★土木工学科卒業(学士)
- 大学卒業後、某県庁の地方公務員(土木)に首席合格!7年間はたらいた経験をもつ
- 転職活動経験アリ(現在フリーランス)
- 今はブログで公務員のあれこれや、仕事をメインにさまざまな情報を発信中!
公務員エントリーシートの書き方
エントリーシートでは志望動機と自己PRが欠かせません。
文章の考え方や書き方をしっかり理解しておきましょう。
志望動機
志望動機の考え方
- 仕事内容から考える
- 地域の特性や関連から考える
仕事内容から考える
受験する自治体の仕事内容は、ちゃんとチェックしておきましょう。
HPやパンフレットは隅から隅まで熟読しておいてください。
また、どんな事業に力を入れているのか、はたまた何の施設があってどんな仕事をしているのかは、しっかり把握しておきましょう。
そして、自分はとくにどんな仕事に興味があって、携わりたいのかを整理しておくとよりGOODです。
さらに具体的な施設名や位置も分かっていると、いざというとき安心ですよ~ 😉
地域の特性や関連から考える
採用する側は、
「なぜうちの自治体をえらんでくれたのか。」
というのをかなり重要視しています。
なぜなら、採用してもすぐにやめられては困るからですね。
「この自治体で働きたい!」という具体的理由が大切です。
このつよい気持ちが、長く働いてくれるだろうと試験官を思わせてくれるのです。
だから長く働きつづけられる理由をアピールが大切です。
たとえば、地元であることはかなりのつよみ。
また地元でなくも、その市や県、その場所での具体的なエピソードがあると良いですね。
そして地域住民への奉仕心も大切!
地域住民がより良く暮らせる街づくりから自分なりに考えると、より濃くてオリジナル性が出る志望動機がつくれます。
自己PR
自己PRに使えそうなつよみとよわみ一覧はこんな感じです。
つよみ
プラス面 |
よわみ
マイナス面 |
行動力がある | せっかち |
自分の信念をもっている | 頭が固い、頑固 |
冷静かつ慎重に物事を考えられる | 判断がおそい |
責任感がある | 心配性 |
自分の力で物事を進められる | マイペース |
オールラウンドに対応できる | 個人プレーをしやすい |
人懐っこい | 人見知り |
さまざまなことに興味がもてる | 飽きやすい |
協調性やチームワークに優れている | 主体性がない、受け身がち |
物事にはかならず、プラスの面とマイナスの面があります。
つまり、長所は短所に、短所は長所になりうるのです。
だから上記の表を参考に、自分の性格や行動、今までの経験などからつよみやよわみを洗い出してみましょう。
とくに自分のつよみをしっかり把握し、自信をもってアピールすることはとても重要です。
だけどもし、
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自己PRを書く時に困ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
公務員エントリーシートの例文
エントリーシートで使えそうな例文を書いてみました。
ぜひ参考にしてください。
志望動機
<公務員行政>
私は県民のために働き、少しでも暮らしやすい環境を提供したいと考え、県庁を志望しました。
県庁は暮らしをよりよくするために働くことができ、また様々な人が訪れる場でもあります。
具体的には、公的な手続きや相談などで親身に接し、県民の皆様の役に立ちたいと考えています。
いっぽう大学時代はボランティア活動を行い、老人ホームなどのお手伝いをすることで、様々な人と関わり、コミュニケーション能力を身に付けました。
コミュニケーション能力を活かし、しっかりと話を聞くことで信用を勝ち取って、一人でも多くの方の役に立てる存在に成長したいと考えています。
<公務員土木>
私は地元である〇〇市の職員として、主に道路や構造物の老朽化対策の観点から、地域の安全・社会基盤に携わりたいと考えています。
私は増え続けている異常気象などで、こわれた構造物や通れなくなった道路をたくさんみてきました。
大学ではこういった土木や建設を専門的に学ぼうと、土木工学を専攻して〇〇市の課題を見つめ直すと共に、現在では自身が主体となってその改善を図りたいと考えています。
また、自分が専攻していた水理学などを生かして、安全で災害につよい街づくりに貢献したいと考えています。
自己PR
私は人と関わることが好きであり、協調性があってチームワークを重視することができます。
大学時代はボランティア活動を行い、ご年配の方がいるケア施設や野外の炊き出しなどのお手伝いをしました。
単にお世話をするだけではなく、コミュニケーションを取ることを意識してボランティアに取り組み、出来るだけ多くの人と関わるよう意識しました。
聞き役に回り、色々な方のお話を聞くことで様々な価値観を知ることが出来ましたし、またサークルの仲間とも協力しながらイベント等を進めることができました。
これらのつよみを活かし、同僚や上司と協力して地域住民が抱える問題を解決することで、多くの人の生活を豊かにしたいと考えています。
私のつよみは行動力と責任感があることです。
大学で音楽サークルの部長に任命され、サークル活動の活発化をめざして、部員の獲得やイベント開催など新しいことに挑戦しました。
その結果、サークルは人気が上がり、部員数は過去1番多くなりました。
また部長として時には厳しく指導し、一貫性のある行動をとることで、部員からの信頼を獲得できました。
これらのつよみを活かし、公務員としての責任感をもちながら、新しいことに挑戦する行動力で、地域住民の暮らしをよりよくしたいと考えています。
公務員エントリーシートを作成する際の注意点
エントリーシートを書く時は以下のことを意識して書くようにすると、相手に伝わりやすくなります。
書き方(形式面)について
まずは書き方(形式面)
文章的なところからいうと、文章の1文は短めに、結論を完結に書くことが大切です。
結論⇒具体例、理由
の順番で書くと、簡潔で分かりやすい文章になります。
また文字はていねいに、よみやすい字を意識して書きましょう。
そしてエントリーシートの空欄はできる限り埋めることを意識してください。
スカスカのエントリーシートと、ぎっしり書かれたエントリーシート、同じ内容だとしてどちらが高評価なのかはもうお分かりですよね。
そう、エントリーシートは見た目も大切!
相手に誠意と気合が伝わるようなエントリーシートづくりをめざしましょう。
書く内容は面接での質問を意識
エントリーシートで書く内容は、きほん面接で聞かれる質問の元になることを理解しておいてください。
面接はエントリーシートの内容から聞かれることがほとんどです。
逆に言えば、自分が面接で質問されたときに答えやすい内容にしておくのもひとつの手ですよ 😉
エントリーシートと面接は直結していますので、面接での質問を意識しながらエントリーシートをつくってください。
具体的に実体験をもとに書くのが大事
エントリーシートの内容は具体的に体験談などを盛り込むと、オリジナル性があって試験官の目に留まる内容になります。
うすっぺらい噓の話は、質問でつっこまれたときに答えられない場合があるのでおすすめしません…。
じっさいに自分が体験したこと、そのとき感じたことをあなたの言葉で書くことで、面接でどんな質問をされても冷静に対応できるでしょう。
自分のつよみやよわみも、体験談から考えるとより具体的でオリジナル性バツグンの文章になりますよ 🙂
ぜひエントリーシートを書く時は、実体験をふまえた内容にすることをおすすめします。
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ありがとうございました。